包んで食べるって何だか楽しくなりませんか。
中華料理のお店に行って、
「肉味噌レタス包み」ってメニューがあると、ついつい注文してしまいます。
あと、ちょっと高級になると、
「北京ダック」も包んで食べる料理ですね。
「肉味噌レタス包み」、「北京ダック」。
両方とも、ちょっと高級な中華料理って感じですね。
でも、日常いただいているものでも、包んで食べる料理って、結構あったりして・・・。
クレープ、タコス、サムギョプサル、そして、焼売、餃子、ワンタンもそんな包んで食べる料理のひとつですよね。
そうそう、ワンタンと言えば、子供の頃、ワンタンって肉が入っているものとは知りませんでした。
私の中では、
エースコックのワンタンメンが、ワンタンの標準だったのです(^^;)
では、ホンモノのワンタンメンとはどんなものか・・・。
先日、富山を訪れる機会があって、老舗のワンタンメンのお店に行ってみました。
今回、富山に行った時に、もう一度
「富山ブラック」に挑戦しようと思っていたのですが、同行の家族からは却下の声が(^^;)
(前回の富山ブラックの記事は
コチラ)
「うそっ?」って思うくらいに、真っ黒で胡椒たっぷりのしょっぱいスープとメンマ。
これが、ご飯と一緒に食べると
(←これが大事!)意外と美味しくいただけるのです。
ただし、本気でしょっぱい(罰ゲームかと思えるほど(^^;))ので、決して万人受けはしないと思います。
(オンリーワンな味わいであることは間違いないです。)さて、そんな中、富山にはもう一つの有名なメンがあることを知りました。
それが、今回お邪魔した、
“末弘軒”さんのワンタンメンなのです。
富山市の中心地、富山城の近くに、「総曲輪(そうがわ)」と書かれたアーケードがあります。
そのアーケードが途切れたあたりに、今回の目的のお店、“末弘軒”さんはあります。

大きな看板に、
「手打 中華そば ワンタン 末弘軒」と書かれてあるので、すぐに見つける事が出来ました。

真っ白な暖簾がいい感じですね。
なぜ、ソフトクリームの看板もあるのか、わかりませんが、とりあえず中に入ってみましょう。
店内は、入口を入って、手前に2人掛けのテーブル席があって、奥にカウンター席が5席とテーブル席、小上がり席があります。

そして、2階にも席があるみたいですね。
こういう広いキャパは、グループや家族連れにも安心ですね。
私達は、奥のテーブル席に座り、とりあえずメニューを。


看板メニューのワンタンメンをはじめ、中華そば、焼売や焼き餃子とのセットなど、たくさんの料理がラインナップされていますよ。
丼物、チャーハンなどのご飯ものも充実。
中華丼にロースかつをのっけた、ロース中華丼セットがちょっと気になります。
そして、うどんもメニューにあったりして、ちょっと驚きです(^^;)
いろいろメニューを見て悩むものの、注文は予定通り、ワンタンメン。
そして、中華そば、五目そばと、看板メニューをお願いしました。
こちらのお店は、昭和6年に屋台から創業したお店で、現在は3代目がお店を切り盛りされているのだとか。
開業当時から現在まで時流に流されず、こね・伸しの工程が手作業の正真正銘の手打麺と、
鶏がらと 煮干でとるあっさりスープというスタイルをかたくなに守っているとのこと。
そういえば、お客さんも、おじいちゃん、おばあちゃんもいらっしゃれば、お子さん連れの家族、
そしてサラリーマン風な方と、幅広い年齢層の方々から支持されているのを感じますね。
頑なに伝統を守る姿は、入口の真っ白な暖簾にも表れているような気もします。

そんな感じで待っていると、ワンタンメンが出来上がってきましたよ。

こうやって見ていると、昔ながらの中華そばに少しワンタンが入っている。
そんな感じがしますよね。
ところがこちらのお店のワンタンメンは、世間のワンタンメンとは違い、たっぷりのワンタンが入っているのだとか。
というよりも、麺が少ない。
そのようにメニューには表記されています。
ワンタンメンストーリー
-どうして末弘軒のワンタンメンは 麺が少ないの?-
当初はワンタンと中華そば単品のメニューしかなく
ある日、ワンタン好きの常連さんから
「ワンタンの中に中華そばの麺を少し入れてくれないか」という一言から
ワンタンの中に麺を半分入れてお出ししたのが
ワンタンたっぷりの末弘軒のワンタンメンの始まりですそれでは早速いただきます。

おぉ! その話、本当ですよ!
麺を食べようと思い、箸を入れると、必ずワンタンもくっついてくるのです(^^)
チュルンとした食感が快感ですね!

このワンタン、本当にたっぷりと入っています。
私の感覚から言うと、ワンタンメンと言うよりも、ワンタンたっぷりのスープに、麺が入っている。
そんな感じでしょうか。

あ・・・
メニューに書いてあることと同じですよね、それでは(^^;)
ワンタンたっぷりのスープ。
そう言っても過言ではない、このスープ、スッキリと美味しいですよ(^^)(^^)
ある程度、ワンタンを食べると、こんな感じで麺のみを取り出すことも可能になります。

この麺もまた、美味いんですよ(^^)(^^)
しっかり手打ち麺って感じがして、素晴らしい食感を味わうことが出来ますよ。
チャーシューも厚切りで美味い!

食べ進んでいくうちに、麺とワンタンにスープの味わいがしみ込んで、これまた味の変化も楽しむことが出来ます。
こちらは五目中華そば。

沖縄の天然塩を使い、スープの旨みをグレードアップさせたとメニューに書かれてあるこちら、
その言葉に偽りなしで、野菜の旨味をしっかりと味わえる美味しいスープが特徴で、これもかなり美味かったです。
そんな感じで、麺も、ワンタンも、スープもしっかり堪能させていただき、完食。

大満足させていただきました。
富山にいらっしゃる時、是非寄ってみてください。
真っ黒で個性的な富山ブラックもいいけれど、旨味をたっぷり味わえて、最後の一滴までスープも楽しめるワンタンメン、五目中華そばもオススメですよ!
【末弘軒 本店】
住所:富山市総曲輪4-6-9
MAP 電話:076-421-7019
営業時間:11:00~20:10 17:00~22:00
煙 草:
定休日:水曜・毎月第3火曜
駐 車 場:なし(近隣に駐車場あり)
お店のHPは
コチラ※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。
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- 2014/09/30(火) 17:36:22|
- ラーメン
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