仕事で出張に行くことがたびたびあります。
事務所で仕事をするのとは違って、限られた中で仕事を進めなければいけないので、準備等、少々めんどくさくはあります。
表向きは、
「あー、また出張だ、大変(^^;)」なんて顔をしたりするのですが、本音は、
「(^^)(^^)」だったりします。
東京出張の際、折角だから一度行ってみたかったところが、房総半島。
でも、少々時間がかかるので、中々その機会に見舞われなかったのです。
東京駅から、特急で1時間半。
でもこれ、天王寺から南紀白浜まで行くことを考えると、近いんですよね
(白浜は、特急で2時間)。
この日は、ちょっと早起きしていってみました。
房総半島と言っても、いろんな所がありますよね。
内房、外房、九十九里浜、犬吠埼・・・。
そんな中で、最近ちょっと気になる場所を見つけたのです。
房総半島、勝浦周辺で話題になっている、
勝浦タンタン麺(通称:勝タン)。ご当地ラーメンというのはよく聞くけれど、ご当地タンタン麺というのははじめてかもしれません。
勝浦タンタン麺とは・・・。そもそも勝タンは当時、海女さん・漁師さんが 寒い海仕事の後に、冷えた体を温めるメニューとして定着してきた。
「これ食べなくちゃ、やってらんねぇよ」という声が今も聞かれ、 海から上がったサーファーに、冷えた体を温めるメニューとして受け継がれている。勝タンのHPにはこう記されています。
また、
種類は豊富でお店によりだしもベースも様々。
味噌・胡麻・カレー・つけ麺・冷やし・やきそば…へぇ・・・。
タンタン麺と入っても、私達が知っている担々麺とはちょっと違うようですね。
さらに、
中華料理の担々麺とは違い、芝麻醤(胡麻ダレ)は使わない。
(勝浦の中華料理屋では担々麺を注文すると勝タンがでてくるのでご注意を!)
辛さもお店次第!すすると「けほっ」と咳き込む辛さから、子供も食べれる?辛さまで。本当に、お店に寄って千差万別のようですね。
そんな感じで、
「勝浦タンタン麺」に誘われて、勝浦まで行ってきました。
ちょっと調べてみると、勝浦駅周辺に6軒。
もう少し足を伸ばしてみると、全部で20軒以上が勝浦タンタン麺を提供しているみたいですね。
ちょっと駅前周辺を歩いて散策してみること、20分。
残念ながら、途中で雨が降ってきて、あまり遠くまで行くことが出来そうにありません。
(こういう時、車があれば無敵なのですが^^;)そんな時に通りかかったお店の前に「勝浦タンタン麺」の幟が。
お邪魔させていただいたのは、勝浦駅から歩いて5分位のところにある、
“ニュー福屋”さん。

中華屋さんでも喫茶店でもなく、いわゆる食堂です。
店内は、テーブル席が何席か並び、テレビもついていて、昭和の雰囲気たっぷりです。

壁にはいろんな料理が写真付きで紹介されていますよ。
いつもなら、これだけ、メニューがあれば、確実に迷っているのですが、この品注文は決まっています。
そう、勝浦タンタン麺をお願いします。
私の他にもお客さんがいらっしゃいましたが、みなさん注文しているのは、ごく普通の定食など。
さてさて、勝浦タンタン麺は地元の方には人気がないのか、それとも季節が夏だからなのか。
まぁ。気にしないで出来上がるのを待ちましょう。
因みにメニューはこんな感じです。

それにしても、本当にいろんなメニューがありますよ。
ラーメン、つけ麺、タンメン、うどん、そばのような麺類のほか、
焼肉、ハンバーグ、とんかつのような定食類も揃ってます。
それよりも、気になるのが魚介類を使ったメニューの豊富さ。
フライものは、
ミックスフライ、白身、鮭、さんま、あじ、いわし、えび、
キス、帆立、かきフライと、本当にバラエティ豊か。
焼き魚、煮魚定食が
“時価”っていうところも凄いですね。
やはり、房総勝浦、新鮮な魚が豊富に揃うのでしょうね。
そんなことを思いながら待っていると、勝浦タンタン麺が出来上がってきましたよ。

黒い器に、真っ赤なスープが映えますね!
上にのっかった、たくさんのネギがいい感じです(^^)

では早速、スープからいただきましょう。
すすらないように気をつけて・・・
「ゴホッ^^;」(ちょっとだけムセかけてしまった^^;) 
へぇ、胡麻が使われてない分、辛さが比較的ストレートに来ますね。
それでは麺もいただきます。

麺は、スープが良く絡むように中細の縮れ麺。
辛味の中に甘味と旨味。
確かに海で冷えた体を温めながら食べるとかなり美味しいでしょうね。
(この季節にいただくと、爽やかに汗をかいてデトックス効果があるかも。)そして、勝浦タンタン麺のもう一つの特徴は、具材に入ってるたっぷりの玉ねぎ。

これがなかなかいい役割をしているのですよ!
見た目は一見、こってりなのですが、意外なほどにあっさりとして美味しいです。
そんな感じであっという間に完食です。
なるほど・・・。
こんな感じで、それぞれのお店で個性の違う勝浦タンタン麺がいただけるのですね。
これは、近くにあれば定期的に通ってしまうかもしれませんね。
さて、折角ここまで来たのだから、一見で済ませるのは勿体ない・・・。
というわけで、勝浦シリーズ、続くのか・・・。
乞うご期待!
【ニュー福屋】
住所:
千葉県勝浦市墨名719
MAP 電話:0470-73-5128
営業時間:11:00~22:00
煙 草:
定休日:水曜日
駐車場:あり
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。
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- 2014/09/12(金) 17:53:38|
- ラーメン
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