お正月などにやっている特別番組、
“芸能人格付けチェック”って、ご覧になったことありますでしょうか?
一つは超高級品、もう一つはごく普通のものを目隠し、もしくは音のみで見分けていくってやつ。
「一流芸能人ならば、そんなのわかって当然でしょ?」そんな感じで、番組は進むのですが、これが見事にみなさん、外してくれるのです(^^;)
超一流のピアノの音と、入門編のピアノの音。
1台数千万円はするといわれている、バイオリンの名品と、学生さんが使う安いバイオリンの音。それを音だけ聞いて見分けていく・・・。
もちろん、食材でもやります。
ロマネコンティと1本5000円のお手頃なワインの味の違い!(いえいえ、1本5000円は、決してお手頃じゃないんですが・・・)
そんなこと、やってます。
そして、スーパーで売られている、普通の鶏肉と地鶏の違い・・・
この番組、見ているだけでお腹が減ってきます(^^;)
美味しい地鶏、食べたいですよね。
そもそも地鶏って・・・。1.日本農林規格(JAS)に記載されている在来種由来(約40種)の血液百分率が50%以上の国産銘柄鶏であること。
2.飼育期間が80日以上であり、28日令以降は平飼いで1㎡当たり10羽以下で飼育されていること。
上記の2点のみが地鶏の条件なんだそうです。(日本農林規格(JAS)そして、世間で人気がある地鶏としては、
比内地鶏(秋田)、名古屋コーチン(愛知)、薩摩地鶏(鹿児島)
があげられるそうです。
そんな地鶏の中でも、
黒さつま鶏をいただく機会がありました。
阪急うめだ本店の12階にある、
“吹上舎(ふきあげや)”さん。

こちらのお店のレセプションにお招きいただき、“黒さつま鶏”を堪能させていただきました。
こちらのお店では、鹿児島の
“大作牧場”さんと提携して、安全で美味しい黒さつま鶏を楽しめるとのこと。
こちら、大作牧場さんでは、こんな拘りがあるようですよ。
1.新鮮な空気と水に恵まれた霧島連山の麓で肥育。
(ヒノキ、竹林に囲まれた素晴らしい環境でストレスが少ない)
2.平飼いどころか、放牧飼育状態です。
3.成長剤などを使用せず、オリジナルの餌。
4.平均肥育日数は150日以上。(他は平均90日~100日)
(時間をかけて育った鶏肉は甘味が強くまろやかな旨味が残ります) とのこと。
今回のレセプション、ただの試食会ではなく、かなり丁寧に黒さつま鶏のことを説明していただけました。
(ホント、いろいろ勉強になりました)お店の入口には、本日の限定品や、こちらのお店の看板商品、究極の親子丼である、“雪の桜島”と“黒の薩摩”がディスプレイされています。

“激安”な商品、もちろん気になりますが、この価格帯の親子丼、逆にものすごく気になります。
とりあえず、お店の中に入りましょう。
店内は、木がふんだんに使われた、高級感溢れる感じ。

細かいところにも気配りが行き届いてるって感じですね。
この日は、黒さつま鶏の美味しさをコースで少しずついただけるとのこと。
先ずは、鶏スープ。

じんわりと旨味がしみわたるような感じです。
これ味わったら、すごく期待感が高まりますよ(^^)
黒さつま鶏の刺身盛り合わせ。

これ、普段こちらの“吹上舎 阪急うめだ本店”では、メニューにないのですが、この日はレセプションということと、黒さつま鶏の味わいをより深く・・・そんな想いで特別に出していただきました。
(吹上庵、三宮本店では普段からいただくことが出来るそうです。)
はつ、すなずり、肝。
そして、もも肉とむね肉は雄、雌、両方のものを出していただきました。
雄鶏と雌鶏、微妙に味の違いがありますよ。
私が感じたのは、その肉のコク。雌鶏の方がまったりとしたような感じがしました。(微妙ではありますが)
そして、手羽先と手羽元を焼いたもの。
先に雄鶏の方からいただきます。

火傷しないように気をつけて、手で持って豪快にいただきます。
うわぁ、これは味が濃厚ですね。
1口食べて、
美味い!って思わず言ってしまいましたよ(^^)
そして、雌鶏。

ホント、大きさがあきらかに違います。
味わいは、刺身でいただいたときほどの差は感じられませんでしたが、こちらの濃厚で美味しいですよ(^^)
焼き物をいただいた後は、すき焼きをいただきます。

テーブルの上に、大きなIHコンロが。
これ、業務用のIH卓上コンロだそうで、火力の強さが美味しさの秘密なのだとか・・・。
コンロの上に鍋をのせます。

もも肉、むね肉、肝、ハツ、ズリ、そしてきんかん(玉ひも)まで!
しっかり堪能できそうですよ!

こうやって見ると、綺麗な色してますよね。
何といっても脂の色が違います。
というようなことを思っていると、あっという間に鍋が煮立ってきましたよ。
ホント、火力が強いですね。

出来上がったものを取り分けていただきます。
あ、ちょっとワインが飲みたくなったのでいただきましょう。
こちらのお店では、甲州、勝沼酒造のワインをいただくことが出来ます。

黒さつま鶏、適度な歯ごたえと旨味がすき鍋の出汁と良く合いますよ。
肉の味だけではなく、ハツや肝、すなズリ美味しいです(^^)(^^)
4人で囲んだ鍋は、あっという間に完食です。
もうちょっと食べたいなぁ・・・
正直そんな感じだったのですが、お楽しみはこれからなんです。
黒さつま鶏の旨味が出たこのすき鍋の出汁を使って、究極の親子丼が出てくるとのこと。
その親子丼がこちら。

手前が、ふわとろ親子丼の
“雪の桜島”。
そして、奥の方が
“黒の薩摩”です。
(今回は、特別にミニサイズで2種類用意していただきました)まずは、黒の薩摩から・・・
うわぁ、この玉子の半熟加減がたまりません!
これ、親子丼好きにはたまらない逸品ですよ。
ちょっと、お酒もいただいて・・・

こちら、日本酒はこのような感じで、竹の器でいただくことが出来ます。
そして、いよいよ“雪の桜島”。
別添えでいただいた、地鶏の卵黄をのせて、

先ずはメレンゲの部分をいただきます。
(^^)(^^)なるほど。
この口の中に入れた時のこの食感、これはもう快感です(^^)(^^)

そして、卵黄を崩して・・・
おぉ、濃厚な味わいになりましたよ!
さらに、塩昆布と九条ネギを混ぜてみて・・・
お、また味わいが変わりました。
こうやって、味の変化を楽しめるのも嬉しいですね。
黒の薩摩と雪の桜島、通常はこのような感じの大きな器でいただくことが出来ますよ。

親子丼を堪能した後は、デザートを。

クリームブリュレの、上にのっかったところをスプーンで崩す瞬間、好きなんですよ(^^)
こちらのお店、吹上舎さん、絶品のすき鍋、地鶏焼きをいただくことが出来ます。
でも、〆にいただく親子丼の美味しさは半端ではありません。
親子丼としてとらえてしまうと、ちょっと高級な値段に感じますが、
その味わいと内容を考えたら、決して高くはないと思います。
ちょっとだけ普段よりも奮発して、極上の体験、なさってみませんか?
私もこちらの店は、通常営業の時に是非再訪させていただきたいと思います。
【吹上舎(ふきあげや) うめだ阪急本店】
住所:大阪市北区角田町8-7 阪急うめだ本店 12F
MAP 電話:06-6313-1510
営業時間:11:00~22:00 (金・土・祝前は11:00~23:00)
煙 草:完全禁煙
定休日:不定休(阪急うめだ本店に準ずる)
駐 車 場:なし(周辺に駐車場あり)
お店のHPは
コチラ※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。
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- 2013/05/27(月) 20:55:43|
- 焼き鳥
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