嬉しいことがあったときや、おめでたい日の食事って、ちょっと豪華なものをいただきたくなりますよね。
みなさんにとっての豪華な食事って何がありますか?
焼肉、お寿司、鉄板焼き、てっちり・・・。(何だか、昭和の日本時的な発想だなぁ(^^;))どれを取っても、外に食べに行くと、ちょっぴりお値段が張ってしまうので、
“ここぞ!”の時に取っておきたいものですね。
あそうそう、すき焼きも忘れてた・・・。
でも、すき焼きは外食というよりも、どちらかというと家での豪華な食事の部類でしょうか。
みなさん、すき焼きって聞くと、当然牛肉を思い浮かべますよね。
「ちょっといいお肉が手に入ったから、みんなですき焼きでもしましょうか!」そんな台詞が思い出されます。
あと、地鶏のすき焼きも美味しいですね。
〆は、玉子でとじて親子丼。
これが結構美味しかったりします(^^)
牛肉に鶏肉・・・あとは珍しいもので、シシ肉ってところでしょうか?
すき焼きでいただくものって、そんなものですよね。
鍋ならばいろんな食材を楽しめて、その種類は数え切れないほどありますが・・・。
ところが先日、こんな珍しいすき焼きをいただきました。

これ、何のすき焼きだと思いますか?
実はこれ、
ふぐのすき焼きなんです。
お伺いしたのは、心斎橋にある、焼きふぐのお店、
“優ふく”さん。

この日は、暑い夏にでも美味しくふぐが楽しめる、焼きふぐとふぐのすき焼きの試食会にお誘いいただきました。
入口を入ったところから、高級感が漂う店内です。
1階はカウンター席。

広めのカウンターで、1~2人で来たときにいい感じです。
2階席は、座敷とVIPルーム。

落ち着いた雰囲気で、寛げる感じですよ。
この日は、2階の座敷に座らせていただきました。
こちら、“優ふく”さんのお品書きはこんな感じ。

焼きふぐ、すき焼きをはじめ、もちろん“てっちり”も楽しむことが出来ます。
まずは、冷たい生ビールで乾杯!

たまりません(^^)
ビールでのどを潤していると、4種盛りの先付がやってきましたよ。

左側から、鴨のロースト、蛍烏賊といくらの沖漬け、ふぐの煮こごり、白子豆腐です。
これだけ並んだら、ちょっとテンション上がりますよね!
味わいながらいただきます。
鴨のロースト。

かめば鴨の旨味がジワッと出てきます。
この鴨がまた、結構いい味してますよ(^^)
蛍烏賊の沖漬け。

これはお酒がすすみますよ。
ビールもいいけど、日本酒が欲しくなりますね(^^;)
ふぐ皮湯引きも、煮こごりで出していただけるとまた違った味わいで美味しいですよ。
いくら、贅沢にたっぷりとスプーンですくっていただきます。
(^^)(^^)やっぱり日本酒が欲しくなる。
そして、この白子豆腐がまた格別に美味しいんですよ(^^)(^^)

まったりとした食感は、ふぐの白子の味わいです。
これ、出来ればおかわりしたいくらいですね。
先付を堪能した後は、やはりこれでしょう!

そう、ふぐ料理といえばこの“てっさ”がなければ。
透き通ったふぐの身。
一枚一枚味わっていただきますか?
それとも豪快に、箸で何枚か重ねて。
あなたならどっち派?
この時点でも、満足感達成に近い状態になりますね(^^)
でも、本番はこれからです。
用意されたのは、焼きふぐのふぐ。

3種類の部位が用意され、まん中にはタップリの葱。
上身、皮身、そして皮と身の間の“とうとう身”。それぞれの味わいを楽しむことが出来ます。
ふぐの身には、味付けがされていますが、3種類の塩もお好みで。

一味塩、柚子塩、葱ニンニク塩が楽しめますよ。
ドーム状になった鉄板の上にふぐの身をのせて焼いてゆきます。
葱は麓に。

ふぐが焼けたエキスを絡めながら焼いてゆきます。
焼き過ぎないように気をつけて、出来上がったらタップリの葱を巻いていただきましょう!
(^^)(^^)(^^)これ、美味いに決まってますよね!
ふぐを鍋で味わう“てっちり”が美味しいのは今さらいうまでもありませんが、この焼きふぐの美味さはちょっと特筆もの。
鍋の出汁にふぐの旨味が溶け出して、野菜をも美味しくいただけるのが“てっちり”だとすると、“焼きふぐ”はふぐの旨味をほとんど流れ出さずに、味わうもの。
濃厚な旨味を堪能することが出来ますよ(^^)

ここで、ふぐスープをいただきちょっと休憩・・・
お、
美味っ!このスープでもお酒が飲めますね(^^)
ふぐ料理といえば、やっぱりヒレ酒をいただかないと。
もちろん、“優ふく”さんでも、ヒレ酒を楽しむことが出来ますよ。

立ち上がる炎、そして蓋をして待っている時間。
この待ち遠しさも味わいの内でしょうね。
そして、いよいよふぐのすき焼きです。
てっちり、焼きふぐ、唐揚げなどは今までもいただいたことがあるのですが、ふぐのすき焼きは初体験です。
鍋の中では、グツグツとすき焼きが煮えてますね。
これもまた、出来上がるのが待ち遠しい。

丁度いい感じになったので、いただきましょう。
普通のすき焼きと同じように、玉子に絡めていただきます。

おぉ!
これ、結構いい感じですね(^^)
焼きふぐほどではないですが、しっかりふぐの味わい濃厚ですよ。
しかも、野菜が美味しくいただけるのも魅力的。
みんなで鍋をつついていると、あっという間に完食。
でも、鍋料理というと、〆の楽しみが残ってますよね(^^)
すき焼きの〆というと、うどんが定番ですが、このふぐのすき焼きの場合は・・・。
用意していただいたのはこれ。

トマトとチーズ、バターにこの麺はもしかして・・・
はい、パスタです。

ふぐすき焼きの〆はパスタですか。
これは予想外ですね!
では早速、作っていただきましょう!

鍋の中に順番に材料を入れていきます。
え、これは赤ワインかな・・・。
そして、トマトパスタを加え最後にチーズを。

これ、すごくいい香りが(^^)
では早速、いただきます。

わー、これ美味しい(^^)(^^)
あっという間にみなさん完食。
え、これならばリゾットも出来るのでは?って。
お願いすると快諾していただきましたよ。

再び鍋に火が入り、ご飯を入れてリゾットが仕上げられていきます。
出来上がり!
で、味の方は・・・・

(^^)(^^)
美味しいに決まってますよね。
ふぐのすき焼き、すき焼きだけではなく、パスタもリゾットも。
3倍楽しむことが出来ました。
そして、デザートはスイカとアイスクリーム。

最後まで堪能させていただくことが出来ました。
今回いただいた、焼きふぐもすき焼きも両方とも楽しめる、“焼きふぐ、すき焼きコース”。
付出し、
てっさ&湯引き、
焼きふぐ、
ふぐスープ、
ふぐすき焼き、
ふぐ丼orパスタ、
デザートが付いたフルコースで6,500円。これはかなりお得ですね。
ふぐといえば、てっちり。
そして、ふぐは冬のもので、夏はちょっと・・・
そんな概念を覆してくれる料理でした。
夏のふぐ、大満足できますよ!
【優ふく 東心斎橋】
住所:大阪市中央区東心斎橋1-8-3
MAP 電話:06-6252-1129
営業時間:17:00~24:00(L.O.22:00)
煙 草:喫煙可
定休日:日曜日
駐 車 場:なし(近隣に駐車場あり)
お店のHPは
コチラ※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。
人気ブログランキングに参加しています。 みなさまの応援、よろしくお願いします!!
スポンサーサイト
- 2013/05/20(月) 17:51:36|
- 和食
-
| トラックバック:0
-
| コメント:1