賞味期限、スーパーなどで買い物をするときは、なるべく賞味期限が長いものを選んで買いますよね。
でも、賞味期限がずいぶん先のものを買ったつもりでも、冷蔵庫の中に入れて忘れてしまって、腐らせてしまった・・・。
そんな事ありませんか?
冷蔵庫がまだ無かった頃、食品の保存はどのようにしていたのでしょうか?
その保存食としてよく知られているのがお漬け物ですよね。
そのほか、納豆、キムチ、味噌、なれずしなど、
発酵させることによって保存性を高めた食品は未だ数多く残っていて、その味わいも抜群なものが多かったります。
発酵させることによって、所定の微生物が働きやすく、逆に望まれない微生物(いわゆる雑菌)の繁殖が起きないよう、環境を整えてやることが行なわれる。
つまり、発酵により腐敗がおきにくくなるのですよね。
発酵と腐敗、不思議な関係です。
さて、そんな発酵により生まれた素晴らしいものとして思い浮かぶのが、チーズ。
そして、チーズに良く合うお酒といえば、ワインですよね(^^)
他では中々手に入らない素晴らしいワインが買えるお店として、私がよくお世話になっているお店が、兵庫県の伊丹市にあります。
”Weinhaus HINODE(ワインハウス日ノ出)”さん。

こちらお店は、ワインと日本酒専門の酒屋さんなのですが、お店の中に”テイスティングルーム”があります。
そこで、ワインや日本酒とそれに合わせた料理を楽しむことが出来るのです。
(詳しくは、過去の日ノ出の記事、
1,
2,
3で)
その日ノ出さんの名物料理が二つあります。
一つは
日ノ出鍋。
そして、もう一つは
チーズフォンデュです。
今回は名物料理の一つである、チーズフォンデュを味わいに6人でお邪魔させていただきました。
何でも、日ノ出で出てくるチーズフォンデュは、他のお店のものとは違い、こちら
”weinhaus HINODE”で売っているワインを惜しみなく使っているとのこと。
これは楽しみですよね。
この日の料理はチーズフォンデュを含み3品。
いつもは4品構成なのですが、チーズフォンデュのボリュームがあるとのことで、3品の構成だそうです。
ワインはいつものように、ラベルから来る先入観をなくし、味わいのみを純粋に楽しめるようにブラインドでお願いしました。
「最初のワイン、どの世なものか希望はありますか・・・」と、店主の桑山さん。
すると、
「泡がのみたいです(^^)」と、どこからともなく声が。
(いい感じですね(^^))
というわけで、1杯目のワインを注いでいただきました。

紙の袋に包まれたボトル。
ブラインドなので、もちろん銘柄はわかりません。
でも、泡(スパークリングワイン)であることだけは流石にわかりますよね(^_^;)
そして、最初の料理も登場しました。

スモークサーモンとホワイトアスパラガスです。
ホワイトアスパラとクレソンをスモークサーモンで巻き、特製のソースがかけてありますね。

大きなグラスに注がれたスパークリングワインは、香りがものすごく良く広がっていい感じで、スモークサーモンとの相性、バッチリです。
1品目の料理を堪能し、ワインを楽しんでいるところで、このワインの中身が何かを紹介していただきました。

Bauget Jouette シャンパーニュです。
最初、ドイツのゼクトかと思いましたが、そんな事よりも、このワインが持つ繊細さと高貴な香り、そして余韻を純粋に楽しむことが出来ました。
エチケットを見てシャンパーニュのBauget Jouetteだと最初から知ってしまっていると、「あ、以前飲んだことある味」にとらわれてしまって、ここまで繊細に感じることは出来なかったかもしれませんね。
さて、いよいよチーズフォンデュの登場です。

先ずは、大きめの土鍋にチーズフォンデュが登場しました。
おぉ、これものすごく良い香りがしますよ。
フォンデュの鍋を追いかけるような感じで、パンも登場しましたよ!

先ずは基本形、フランスパンでチーズフォンデュ、いただきます。

う、うんま~い!!
これはいいですね。確かにワインが良く効いていますが、それがまた美味いんですよ(^^)
日ノ出のお母さん(こちらで料理の担当をされていて、店主桑山さんのお母様です)曰く、
「美味しい料理を作ろうと思たら、やっぱりワインも美味しいものを使わないと・・・」とのこと。
なるほど!でも、中々真似できないですよね(^_^;)
(ちなみに、日ノ出で出てくる料理には、日ノ出で販売しているワインを使っているとのこと)
チーズフォンデュ、もちろんフランスパンだけではありません。
ジャガイモとブロッコリーも登場です。

このジャガイモも甘みがあって素晴らしくチーズと良く合いますね!
これはワインがすすみますよ。

そして、エビとソーセージも登場!

それぞれのぞざいに合うワインもタイミングを見て持ってきてくださいます。
もちろん、すべてブラインドで楽しみ、その後ワインの紹介をしていただくという感じで。

さて、チーズフォンデュの最後は、ちょっと変わったものの登場です。
みなさん、これ何に見えますか?

そう!バナナです。
バナナのチーズフォンデュ、召し上がられたこと、ありますか?
私はこの時初めてでした。
バナナを一つ取り、チーズをたっぷりつけていただきます。

え!これ合いますよ!!
チーズフォンデュにバナナ、そしてワイン。
これは初体験です。でも、たしかに美味い(^^)
みなさんも一度やってみてくださいな(^_^)v
チーズフォンデュを堪能させていただき、結構お腹一杯になりましたが、最後にもう一品出していただきました。
日ノ出のお母さん特製の鶏の唐揚げです。

からっと揚がった骨付き手羽元の唐揚げ。
中はこんなにジューシィですよ!

これがあれば、ビールがいくらでも飲めそうです・・・が、この日は折角なのでワインで。
最後の唐揚げは赤ワインで。

ピノノワールの原種といわれている、”ピノ・ファン”というブドウで作られたワインです。
ホンモノワインを堪能させていただき、絶品チーズフォンデュをいただく。
まさに至高のひとときでした。

阪急電車に乗り、そこからまたバスかタクシーに乗らなければ行けないような場所ですが、そこまでしてでも、充分に行く価値のあるお店ですね。
ただし、こちらのお店(店頭、テイスティングルーム共)には、有名銘柄のビール、大手メーカーの日本酒、ボージョレーヌーボーなどのワインは置いてありませんのでご注意ください。
あるものは、ホンモノだけ。
いつも幸せなひとときを堪能することが出来ます。
【Weinhaus HINODE(ワインハウス 日ノ出)】
住所:伊丹市南野6丁目2-23
MAP 電話:072-770-0668
営業時間:11:00~23:00(テイスティングルームは要予約)
定休日:月曜日
お店のHPは
コチラ※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。
人気ブログランキングに参加しています。 みなさまの応援、よろしくお願いします!!
スポンサーサイト
- 2012/01/28(土) 17:00:22|
- ワイン会
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0