最近、ショッピングセンターに良く出店している
“ビレッジバンガード”さん。
みなさんはこちらのお店に行ったことはありますでしょうか?
一言で言うと、ちょっと変わった雑貨屋さん。
でも、分類は書店になるそうです。
こちらのお店で売っているもの・・・。
便器の形をしたカレー皿。
ズームレンズの形をしたマグカップ。
スーパーで売っているサーモンのパックそっくりのノート。
こんがり焼けたトーストの形をした時計。
柄のところがピストルみたいになっていて、引き金を引くと開く傘。
足に触れる面が人工芝になっているサンダル・・・。とまぁ、こんなおもしろくも役に立ちそうな立たなそうなものがたくさん、所狭しと店内に並んでいるのです。
でも今は昔に比べ、ずいぶんマイルドになっているかと思いますが・・・。
(出店当時は、もっと強烈なPOPが店内にあって、ちょっぴりハラハラしながら、見てまわったものです(^^;))そんな中、書店(?)らしく、料理のレシピ本なども結構あったりします。
簡単レシピ本、
ほていのやきとり とっておきレシピ。この本に中には、ほていのやきとりを使って作れる簡単料理がたくさん紹介されています。
鶏ゴボウサラダ、やきとりドリア、やみつきバターコーン、やきとり麻婆豆腐などなど、いろいろ紹介しているので、やってみたい気持ちになりますよ。
とはいえ、やはりプロに作っていただくのが一番安心で美味しいですよね。
いつもは自分たちで料理も作ってしまうワイン会を月に1回やってます。
でも、真夏などは、レストランを借りて開催することが多いです。
今回、
北新地にある、
“DINING BAR Oxygen(オキシジェン)”さんを借り切って、ワイン会を開催させていただきました。
今回の参加メンバーは、40名。
そして、会費はいつもと同じ。
そんな条件の中で、快諾していただき、本当にありがとうございました。
お店は、
北新地の南側、堂島アバンザの南、ANAクラウンプラザの西側辺りのビルの4階にあります。
エレベーターに乗って、4階に上がると、お店の入口がありますよ。

店内はこんな感じで、かなり広いです。

2人くらい出来ても、また今回のように40人を超すパーティででも対応していただけるのが嬉しいです。
ピアノやドラムセットもあって、生演奏を楽しむことも出来るそうですよ。

この日に出てくるワインは、泡、白、白、赤、赤。
それぞれ、5本ずつ用意させていただきました。

料理は、こちらのシェフ自慢の料理をコースで。
前菜からメインまで順番に出していただけるようですよ。
まずは泡で乾杯!
この季節、よく冷えたスパークリングワインの美味さはたまらないものがありますよね。
前菜はカクテルサラダ。

40名のパーティだから、ビュッフェスタイルかと思っていたのですが、一人前ずつ綺麗に作って下さってます。
それにしても、丁寧な仕事ですね。
そして、何よりも美味しいんです(^^)
バケットにはオリジナルのバターも。

これも美味いです。
これは最初からワクワクしますね。
そして、彩り豊かなハムとソーセージのサラダ。

これ、きりっと冷えた白ワインに良く合いますよ。
この季節、どうしても冷たい白ワインに手が出てしまいますよね(^^)
そして、魚料理のメイン。

本当に綺麗に盛られています。
そして、ここに特製のソースをかけていただきます。

皮のパリッとした食感としっとりとした白身の味わいが絶妙です。
上にのっけられてあるパイも美味いですよ(^^)(^^)
そして、この日は特別にピアノの生演奏も。

何だかちょっと優雅な気分になります(^^;)
そして、肉料理のメイン。

おぉ!
めちゃくちゃいい感じのローストポーク。
さらにこれにも仕上げに・・・。
青リンゴを使ったソースをかけていただきます。

このソース、めちゃくちゃ美味しいですよ(^^)(^^)
豚肉の塩加減と青リンゴソースの甘みがめちゃくちゃ良く合います。
そして、これはワインが進みますね。
さらに、パスタも。

パスタもめっちゃ本格的。
“CAFÉ DINING”とあったので、料理は普通のパーティ料理だと思っていたのですが、出てくるもの全てが本格的。
本当に料理、美味しいです。
最後はデザートで。
これも、1人前ずつ綺麗に作って下さってます。

“CAFÉ DINING Oxygen”さん、軽くのんでアテをつまめるだけのお店だと思ったら、こんなにも本格的な料理を提供して下さるお店だったのですね。
これはまた別の機会にもお邪魔させていただき、他の料理も是非いただいてみたいです。
ランチも営業なさっているようなので、近々お邪魔させていただきたいと思います。
【DINING BAR Oxygen(オキシジェン)】
住所:大阪市北区堂島浜1-3-16ナカニシ堂島ビル4F
MAP 電話:06-6343-2800
営業時間:11:30~15:00(L.O.14:30) 17:00~23:00(L.O.22:30)
煙 草:カウンター席のみ喫煙可
定休日:土・日・祝 (予約の場合は営業)
駐 車 場:なし(近隣に駐車場あり)
お店のHPは
コチラ※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。
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- 2013/08/22(木) 17:25:20|
- ワイン会
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さぁ、週末。多くの方は明日から3連休でしょうか?
今日はまっすぐ帰って、明日からの準備をしますか。
それとも、せっかくの週末、ちょっと寄って帰りますか?
さて、皆さんは普段、どんなお店に寄って帰られるでしょうか?
冷たいビールを大きなジョッキでぐいっと、居酒屋。
はい、冷えた生ビールと枝豆、皮がパリっとしたソーセージなんかつまみながら、たのしい仲間と一緒に(^^)
そして、場が盛り上がって2次会に。
2次会のお店って、どんなところに行かれることが多いでしょうか?
食べるものはしっかり食べたし、ちょっと美味しいお酒を飲めるところに・・・。
そんな感じでしょうか?
気の利いたワインがあって、ワインに合うアテをつまみながら・・・。出来れば、財布に優しいお店がいいですよね。
そんなシチュエーションにピッタリのお店、環状線の福島駅のすぐ横にある、
“ワインバー Paso(パソ)”さん。

そんな感じで2次会使いにピッタリのお店なんです。
はい、お店の看板にも、
「優しいワインバー Paso」って書いてありますよ(^^)

お店は大阪環状線の福島駅からすぐ。
環状線のホームからも見えるので、終電間近の時間でも、安心です。
エレベーターに乗って、3Fに上がると、目の前にお店の入り口があります。

店内は、丸いテーブル席と、カウンター席があります。

そして、このカウンター席がちょっとおもしろい。
普通、カウンター席は、カウンターの中は、お店の方のスペースになりますが、こちらのお店のカウンターは、向こう側(内側)にも椅子があり、座ることが出来るのです。

ですので、ちょっとしたグループでお伺いすると、大テーブルのような使い方ができるのですよね(^^)
そんな感じだから、こちらのお店で出会ったお客さん同士の気が合い、友だちになってしまうこともあったりして・・・。
そんな感じの、気軽で楽しいワインバーなのです。
で、その
“Paso”さんで、先日ワイン会を開催させていただきました。
それも、
ちょっと変わったワイン会を。
この日に出てきたワインは、全部で5種類。
泡、白、白、赤、赤。で、追加で2本ほど赤ワインをいただいたでしょうか(^_^;)
はい、ここまでは、普通のワイン会ですね。
で、その日の料理は・・・・。はい、その日のメンバーで、料理が出来る人が持ち寄って(または、お店の厨房を借りて)作ってしまったのです。
さてさて、どんなワイン会になったことか・・・。
メンバーが揃い、まずはスパークリングワインで乾杯!

この季節、よく冷えたスパークリングワインは、この季節に最高ですね(^^)
料理もこんな感じでズラッと!

先ずは、ゴーヤチャンプルからいただきましょう。

え、ワインにゴーヤチャンプル?
そう思うかもしれませんが、これがなかなか美味いんですよ(^^)
そして、牛バラのトマト煮込み。

これね、ちょっと美味すぎますよ(^^)
しっかり煮こまれた牛バラ肉は、口の中でホロッとくずれて、食べる快感を味わえますよ。
そして、こちらは白身のカルパッチョ。

これ、フローズンいちごが添えてあります。
このカルパッチョといちご、これがまた良く合うのですよ。
これはもう、ワインが進んで仕方がないですね(^_^;)

こちらは、夏野菜のラタトゥイユ。

はい、僭越ながら、私が調理担当させていただきました(^_^;)
赤ワインにも合うように、中にスモークタンを忍ばせたりしてみました。
売れ行き、悪くなかったので、まぁ良かったのかなと・・・
しかし、皆さん良く飲まれますよ!
次々とワインが空いていきます。

ちょっと、チーズやドライフルーツも楽しんでいただきましょうか。

ドライいちじくはワインに合うことで有名ですが、この“ドライみかん”も中々のものですよ。
そして、後半は、お肉を楽しんでいただきましょうか。
この日のお肉は、近江牛専門店の高槻にある
“牛長”さんのもの。
まずは、ヒレから。

美味しいお肉は、シンプルに塩コショウで頂くのが美味いですね(^^)
もちろん、焼き加減にも気を使います。
けっして焼き過ぎにならないように・・・。
やはり、肉には赤ワインですね。

はい、
最高です(^^)そして、サーロイン。

肉の旨味と脂の甘味のバランス、最高です。
そして、ローストビーフも。

ガスパチョのソースを掛け、パセリを散りばめてどうぞ!
美味くないわけがありません(^^)
じっくり味わい、赤ワインとのマリアージュを楽しみます。

最後の料理は、バームクーヘン豚とパイナップルのソテー。
バームクーヘン豚とは・・・デパートでも行列ができる人気のバームクーヘンのお店、“クラブハリエ”のバームクーヘンを食べて育った豚のこと。
(端っこの崩れてしまった部分や、焼けすぎてしまった部分など、売り物にならないバームクーヘンを豚の飼料にするそうです)
その肉質は、パサつかず、ジューシィで、覚めても固くならないのが特徴なのだとか。そして、出来上がったのもがこれ。

これ、本当に美味い!!
肉の味わい深さはもちろん、脂も美味いんですよ。
パイナップルがさっぱりして、これまたいい役割を果たしてくれます。
こんな感じで、今回はイベントで使わせていただいた“ワインバー Paso”さん。
通常のメニューはこんな感じです。

豊富なボトルのラインナップとグラスワインも何種類か楽しむことができます。
リーズナブルなものから、ちょっといいワインまで、いろいろ楽しむことができますよ。
ちょっとワインでも飲んで帰ろうか・・・・
そんな時でも、仲間を集めてパーティをしたい時でも、いろんな相談に乗ってくださると思います。
週末の〆、ワインを傾けながら・・・
如何ですか?
満足できると思います(^^)
【ワインバー Paso(パソ)】
住所:大阪市福島区福島7-5-20 びびるビル3階
MAP 電話:06-6442-5550
営業時間:18:00〜23:00(土曜日は20:00〜23:00)
煙 草:
定休日:日・祝
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。
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- 2013/07/12(金) 18:03:58|
- ワイン会
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食欲の秋という傍ら、
“ダ、ダイエットしなければ・・・ヤバい(^^;)”と思っていらっしゃる方も少なくないのでは・・・。
(はい、人のこと言えません。私もそんなひとりです(^^;))さて、ダイエットといえば、炭水化物を絶って、肉より魚、
野菜たっぷり・・・。
これって、思った以上にストレスかかるのですよね(^^;)
肉、魚って簡単な料理法でも、そのものが美味しいから、満足感を得やすいのですよね。
野菜も、肉や魚料理の付け合わせだったり、箸休めの一品だったりすると、美味しいのですが、それが主役となると、ちょっと物足りないって感じます。
でも、ちょっと遠出して道の駅なんかで売ってる野菜だったら美味しくいただける。
そう思いませんか?
道の駅で買った、トマトやキュウリ、じゃがいもの美味しさにビックリしたって経験、ありませんか?
北浜にある、
ベジキッチンkitahamaさん。
こちら、珍しい拘り野菜を使って、美味しい野菜料理がいただけることで人気のお店なのです。
そして、併設されるベジショップでは、普通の八百屋さんやスーパーでは手に入らない珍しい野菜などを買うことが出来ます。


そんなベジキッチンkitahamaさんで、ワイン会が開催されることになり、その記念すべき第11回ワイン会に行ってきました。
ランチでは、お伺いしたことがあるのですが、ディナータイムにお邪魔するのははじめてです。
(ランチにお伺いさせていただいたときの記事は
コチラ)
ランチタイムとはまた違った雰囲気ですね。
テラス席もおしゃれな感じでいい雰囲気です。

でもこの季節、日が落ちてからはちょっと肌寒いので、この日は店内のCafé&Bar席で、ワイン会が開催されました。

この日のワインは、全て北イタリアのもの。
スパークリングワインのスプマンテにはじまり、白、赤、赤と料理に合わせて4種類。
そして、最後にデザートに合わせて甘口のデザートワインをいただけるのだとか。
各テーブルの上には、この日の料理のメニューとワインの紹介が書かれたものが置かれてありました。
どんな感じかというと・・・・
あ、それは順番にご紹介していきます(^^)
まず、最初のワインがグラスに注がれてゆきます。
最初のワインは、BERLUCCHI FRANCIACORTA D.O.C.G BRUT‘61です。
(あ、‘61といっても、1961年ヴィンテージではないです(^^;))

きめ細やかな泡が見ているだけでも綺麗です。
続いて料理も。

サーモンマリネと茄子のローストです。
これ、茄子とサーモンの間にチーズが隠れているのです。
では早速いただきます。
うん、サーモンのコクと、茄子の旨味がいい感じ。
真ん中のチーズも中々良い仕事してますよ。
で、サーモンと茄子のマリネを味わったところに、スプマンテをいただくと・・・。
うわぁ・・・
これ、めっちゃ美味い(^^)(^^)サーモンマリネの後口と、スプマンテの後口がバッチリマリアージュしてるじゃないですか!
いやぁ、この最初の料理とワイン、ちょっと素晴らしすぎますよ(^^)
次の料理は、野菜の持っている旨味を十二分に堪能できるとのこと。
その料理はこんな感じ。

これは、ダレッジョをのせた、甘玉のローストと、シャドークィーンとラクレットのランデブー。
名前も何だかお洒落です(^^)
これ、ホント野菜の旨味と甘みを堪能できますね!
特にこの甘玉、玉ねぎって、こんなに甘くて美味いものだったの?すごいなぁ・・・
って、思わずつぶやいたほど。
それぞれ上にかけてあるチーズもまた、いい役割してますよ(^^)
これには白ワイン、SOAVE CLASSICO D.O.C.G Nibai 2010を。

サッパリした感じで、料理の旨味と野菜の持ち味を引き出してくれそうです。
そして、次の料理はパスタ。
アマトリチャーナ風ペンネアラビアータです。

トマトの風味豊かな美味しいソースですね。
少しピリッとした感じが食欲をそそりますよ(^^)
そして、この甘みは玉ねぎでしょうか。
ただ単に甘さを感じるのではなく、旨味の中の甘さなのですよ、これ。
これは美味いですよ!
そして、ワインはこれ。

RIPASSO VALPOLICELLA SUPERIORE D.O.C “MARA” 2009です。
これ、
“リパッソ”といわれる二重発酵が行われてワインだそうです。
リパッソとは・・・「リパッソ」(二重発酵)とは、ヴェネトに古来から伝わるワインの製法。発酵させたワインを、軽く圧搾した陰干しブドウに注ぎいれる。
凝縮された糖分とアロマを持つ陰干しブドウは、圧搾されるとすぐに二次発酵を始め、ワインにエレガントさと甘いタンニンを誘発し、よりしっかりしたストラクチャーと骨格を造る。
これにより新しいフレーバーと香りが生まれ、アルコール度が高く、色素、エキス分、柔らかいタンニンが豊富なワインが生まれる。のだそうです。
これを読んでいるだけでも、どんなワインなのかワクワクします(^^)
そして、いただいてみると・・・
美味い!このワインがまたいい感じなのです。
いえ、めちゃくちゃ上等な感じで美味しい!
って感じじゃないのですが、このワイン、料理とすごく合わせやすいのです。
この、ペンネと合わせてみたら、すごくいい感じ(^^)
余韻のスパイシーさと、ペンネアラビアータのもつスパイシーさが、もう見事にバッチリ合うのですよ!
いやぁ、美味しいです(^^)

ハーブを練り込んだ焼きたてのパンも美味しいですね。
ペンネをいただいたソースをからめたりして、美味しくいただきました。
そして、メイン料理はこれ。
鴨ムネ肉のロースト・和のコンチェルト。

何故、和のコンチェルトか・・・
それはこのソースが答えです。
赤ワインをベースにしたソースに、味噌を使って、味を調えてあるのだとか・・・。
で、これが鴨肉に良く合うのですね(^^)
これに合わせるワインは、Amarone Classico della Valpolicella D.O.C 2008

流石に美味しいです(^^)
グラスを傾けて、思わずワインに見とれます。
ちょっと、この日は良い経験させてもらってます(^^)

これだけ野菜の味わいを堪能でき、満足させていただけるのは、やはり野菜のプロフェッショナルがされてるお店のことだけありますね。
でも、この日、もう一つのお楽しみが・・・
そう、デザートです。

これ、一見普通の手作りケーキに見えるじゃないですか。
でも、これも野菜を使ったケーキなのです。
これは、オーガニック玉ねぎのチーズケーキ。
たしかに、玉ねぎの風味がしますが、すごくいい感じなのです。
そして、この上品な甘みは流石です。
そして、こちらのデザートにも、デザートワインが。

Colli Euganei Fior d’Arancio ALPIANAE 2008です。
デザートワインといっても、甘ったるい感じではなく、一口いただくと、凝縮されたブドウを口に含み、噛みしめた瞬間のような味わいで、すごく美味しいです。
この日、本当に充実させていただきました。
最初、“野菜料理のワイン会”ときいて、そんなに期待してなかったのですが、私の思っていたことを遙かに超越したレベルのものが用意されていました。
いやぁ、野菜の持つ力ってすごいなぁ・・・私が知ってる野菜の味わいなんてまだまだほんの少しだけ・・・そんな感じがしました。
ベジキッチンkitahamaさん、季節ごとに変わる野菜の美味しさを味わいに、またお邪魔させていただきたいと思います。
ここ、中々貴重なお店なのでは・・・。
【ベジキッチンkitahama】
住所:大阪府大阪市中央区道修町1-2-11 アルテビル道修町1F
MAP 電話:06-6223-0255
営業時間:11:00~15:00 17:00~22:00
煙 草:店内禁煙(テラス席は喫煙可)
定休日:日曜日・祝日
お店のHPは
コチラ
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- 2012/10/25(木) 17:38:07|
- ワイン会
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仕事が終わってお疲れさまの一杯、最高ですよね。
そんな時、みなさんは何を飲まれるでしょうか?
やっぱりキンキンに冷えた生ビール!
はい、最高です。
ちょっと一杯のつもりが、気がつくと残り少しになって、自然と「おかわり!」の声が出てしまいますよね(^^;)
一杯引っかけて帰るつもりが、いつの間にか飲み会に発展している。
そんなケースも珍しくないかもしれません。
ビールもいいけど、たまには
グラスでワインを傾ける。
そういうの、憧れませんか?
ワインというと、ちょっと敷居が高そうなイメージが・・・。
そんな風に感じる人も多いと思います。
ちょっと気軽にたくさんのワインを楽しみたい。
そんな思い出、先日ワイン会を行いました。
場所は
北新地の
“チーズとワイン marche(マルシェ)”さん。

え?
北新地でワイン会って・・・・
高くついたでしょ?
そんな声が聞こえてきそうですね。
いえ、会費は
1人3,980円+持ち込みワイン。そんな企画を受けていただきました。
(通常は、持ち込み不可です。 今回は特別に企画していただきました)
マルシェさんといえば、
北新地、堂島アバンザの北隣の抜群の立地にあります。
まさに、会社帰りにちょっとグラスワインを一杯、2次会にワインとチーズを・・・。
そんなシチュエーションにぴったりのお店です。
この日は総勢16名。
それぞれが自分の好きなワインを持ち寄り、みんなで味わう。
そして、最後にワインの人気投票をして一番人気のワインを持ってきた人に、ちょっといいワインの(ボトル)プレゼントが!そんな企画でワイン会を開催しました。
店内は、半円形のカウンター席が15席と丸い8人掛けのテーブル席が8席。

この日は、普段15人掛けのカウンター席にもう一つイスをセットし、16名がカウンターでワインとチーズを楽しみ、8人掛けの丸テーブルの方には、みなさんが持ち寄ったワインを置き、それぞれ好きなワインを飲める。
そんな感じで進めていきました。
時間になり、全員揃って乾杯!
最初に、8種類のチーズと、3種類のドライフルーツを出していただきました。

16人が1種類ずつのワイン、すなわち16種類のワインが揃うと、味わいも様々です。
と同時に、いろんな種類のチーズを用意していただいたので、それぞれのワインとのマリアージュを楽しむことが出来ますよね(^^)

もちろん、バケットもあるので、ワインばかりあってお腹が空いたままっていうこともありませんね。

この日集まったワインは、赤ワインよりも、白ワインの方が多かったでしょうか?
フランス、イタリア、ドイツ、オーストリア、カリフォルニア、そして、日本のワインもありましたよ。
こちらは、チーズピザ。

このピザがまた、かなり美味かったです。
これ、普段でも食べることが出来るのかなぁ・・・。

あ、ありました!
これは、通常営業時のマルシェさんのメニュー。
薄めのパリッとした生地に、特製にブレンドされたチーズ。
これは是非食べていただきたい逸品ですよ(^^)
それにしても、16種類のワインを楽しめるとなると、テンションも上がりますね。
から揚げに合うワインは・・・。

お、これは中々(^^)
そんなことを言いながら、次々にワインを楽しんでいきます。
そして、いよいよ投票タイムです。
事前に配っておいた、投票権に気に入ったワインの番号を書いてもらい、投票箱へ・・・。
16人が16種類のワインに投票するのですから、票はバラけるだろうなぁ・・・。
そう思っていましたが、1/4の方の支持をいただいたワインがありました。

オーストリアのシャルドネ、白ワインです。
解説には、
ドナウ河沿いのブドウ畑より、ブドウ栽培では、房を厳選し、間引きを多く、
そして、超過完熟の末の摘み取り、味わい深さ、迫力、そしてインパクト・・・。素晴らしい味わいでした。
ワイン会がお開きになったあとも、通常営業でワインを片手に・・・。
生ハム。

オリーブ2種盛り。

鴨の燻製、バルサミコ。

余韻に浸りながら、お疲れさまの乾杯。
これもまた、いいものですね。
こちら、マルシェさんではチーズとドライフルーツの販売もなさっているようですよ。

どちらもワインのピッタリですね。
いろんな種類のワインをしっかり堪能できた今回のイベント、本当に充実しました。
是非とも、第2回も開催したいですね。
ご協力くださった、マルシェさんのスタッフのみなさん、本当にありがとうございました。
【チーズとワイン marche'(マルシェ)】
住所:大阪市北区曽根崎新地1-3-30 北新地幸田ビル 1F
MAP 電話:06-6344-0044
営業時間:17:00~翌2:00(土曜日は24:00まで)
煙 草:全面喫煙可
定休日:日・祝
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。
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- 2012/05/23(水) 17:47:15|
- ワイン会
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賞味期限、スーパーなどで買い物をするときは、なるべく賞味期限が長いものを選んで買いますよね。
でも、賞味期限がずいぶん先のものを買ったつもりでも、冷蔵庫の中に入れて忘れてしまって、腐らせてしまった・・・。
そんな事ありませんか?
冷蔵庫がまだ無かった頃、食品の保存はどのようにしていたのでしょうか?
その保存食としてよく知られているのがお漬け物ですよね。
そのほか、納豆、キムチ、味噌、なれずしなど、
発酵させることによって保存性を高めた食品は未だ数多く残っていて、その味わいも抜群なものが多かったります。
発酵させることによって、所定の微生物が働きやすく、逆に望まれない微生物(いわゆる雑菌)の繁殖が起きないよう、環境を整えてやることが行なわれる。
つまり、発酵により腐敗がおきにくくなるのですよね。
発酵と腐敗、不思議な関係です。
さて、そんな発酵により生まれた素晴らしいものとして思い浮かぶのが、チーズ。
そして、チーズに良く合うお酒といえば、ワインですよね(^^)
他では中々手に入らない素晴らしいワインが買えるお店として、私がよくお世話になっているお店が、兵庫県の伊丹市にあります。
”Weinhaus HINODE(ワインハウス日ノ出)”さん。

こちらお店は、ワインと日本酒専門の酒屋さんなのですが、お店の中に”テイスティングルーム”があります。
そこで、ワインや日本酒とそれに合わせた料理を楽しむことが出来るのです。
(詳しくは、過去の日ノ出の記事、
1,
2,
3で)
その日ノ出さんの名物料理が二つあります。
一つは
日ノ出鍋。
そして、もう一つは
チーズフォンデュです。
今回は名物料理の一つである、チーズフォンデュを味わいに6人でお邪魔させていただきました。
何でも、日ノ出で出てくるチーズフォンデュは、他のお店のものとは違い、こちら
”weinhaus HINODE”で売っているワインを惜しみなく使っているとのこと。
これは楽しみですよね。
この日の料理はチーズフォンデュを含み3品。
いつもは4品構成なのですが、チーズフォンデュのボリュームがあるとのことで、3品の構成だそうです。
ワインはいつものように、ラベルから来る先入観をなくし、味わいのみを純粋に楽しめるようにブラインドでお願いしました。
「最初のワイン、どの世なものか希望はありますか・・・」と、店主の桑山さん。
すると、
「泡がのみたいです(^^)」と、どこからともなく声が。
(いい感じですね(^^))
というわけで、1杯目のワインを注いでいただきました。

紙の袋に包まれたボトル。
ブラインドなので、もちろん銘柄はわかりません。
でも、泡(スパークリングワイン)であることだけは流石にわかりますよね(^_^;)
そして、最初の料理も登場しました。

スモークサーモンとホワイトアスパラガスです。
ホワイトアスパラとクレソンをスモークサーモンで巻き、特製のソースがかけてありますね。

大きなグラスに注がれたスパークリングワインは、香りがものすごく良く広がっていい感じで、スモークサーモンとの相性、バッチリです。
1品目の料理を堪能し、ワインを楽しんでいるところで、このワインの中身が何かを紹介していただきました。

Bauget Jouette シャンパーニュです。
最初、ドイツのゼクトかと思いましたが、そんな事よりも、このワインが持つ繊細さと高貴な香り、そして余韻を純粋に楽しむことが出来ました。
エチケットを見てシャンパーニュのBauget Jouetteだと最初から知ってしまっていると、「あ、以前飲んだことある味」にとらわれてしまって、ここまで繊細に感じることは出来なかったかもしれませんね。
さて、いよいよチーズフォンデュの登場です。

先ずは、大きめの土鍋にチーズフォンデュが登場しました。
おぉ、これものすごく良い香りがしますよ。
フォンデュの鍋を追いかけるような感じで、パンも登場しましたよ!

先ずは基本形、フランスパンでチーズフォンデュ、いただきます。

う、うんま~い!!
これはいいですね。確かにワインが良く効いていますが、それがまた美味いんですよ(^^)
日ノ出のお母さん(こちらで料理の担当をされていて、店主桑山さんのお母様です)曰く、
「美味しい料理を作ろうと思たら、やっぱりワインも美味しいものを使わないと・・・」とのこと。
なるほど!でも、中々真似できないですよね(^_^;)
(ちなみに、日ノ出で出てくる料理には、日ノ出で販売しているワインを使っているとのこと)
チーズフォンデュ、もちろんフランスパンだけではありません。
ジャガイモとブロッコリーも登場です。

このジャガイモも甘みがあって素晴らしくチーズと良く合いますね!
これはワインがすすみますよ。

そして、エビとソーセージも登場!

それぞれのぞざいに合うワインもタイミングを見て持ってきてくださいます。
もちろん、すべてブラインドで楽しみ、その後ワインの紹介をしていただくという感じで。

さて、チーズフォンデュの最後は、ちょっと変わったものの登場です。
みなさん、これ何に見えますか?

そう!バナナです。
バナナのチーズフォンデュ、召し上がられたこと、ありますか?
私はこの時初めてでした。
バナナを一つ取り、チーズをたっぷりつけていただきます。

え!これ合いますよ!!
チーズフォンデュにバナナ、そしてワイン。
これは初体験です。でも、たしかに美味い(^^)
みなさんも一度やってみてくださいな(^_^)v
チーズフォンデュを堪能させていただき、結構お腹一杯になりましたが、最後にもう一品出していただきました。
日ノ出のお母さん特製の鶏の唐揚げです。

からっと揚がった骨付き手羽元の唐揚げ。
中はこんなにジューシィですよ!

これがあれば、ビールがいくらでも飲めそうです・・・が、この日は折角なのでワインで。
最後の唐揚げは赤ワインで。

ピノノワールの原種といわれている、”ピノ・ファン”というブドウで作られたワインです。
ホンモノワインを堪能させていただき、絶品チーズフォンデュをいただく。
まさに至高のひとときでした。

阪急電車に乗り、そこからまたバスかタクシーに乗らなければ行けないような場所ですが、そこまでしてでも、充分に行く価値のあるお店ですね。
ただし、こちらのお店(店頭、テイスティングルーム共)には、有名銘柄のビール、大手メーカーの日本酒、ボージョレーヌーボーなどのワインは置いてありませんのでご注意ください。
あるものは、ホンモノだけ。
いつも幸せなひとときを堪能することが出来ます。
【Weinhaus HINODE(ワインハウス 日ノ出)】
住所:伊丹市南野6丁目2-23
MAP 電話:072-770-0668
営業時間:11:00~23:00(テイスティングルームは要予約)
定休日:月曜日
お店のHPは
コチラ※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。
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- 2012/01/28(土) 17:00:22|
- ワイン会
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さぁ、8月も半ばをむかえようとしています。
最近気がついたのですが、朝、明るくなるのが少し遅くなってきましたね。
私、学生時代や若い頃は、思いっきり夜派で、夜中の3時に寝て、休みの日の朝は、11:00頃に目覚めるという、何とも勿体ない時間の使い方をしていたのです。
が、しかし、最近夜遅くはすっかり弱くなってしまって、逆に朝はすこぶる快調に目覚めるようになりました。
特に、夏場は明るくなるのが早く、エアコンをタイマーで切れるようにしているので、その明るさと蒸し暑さで、4:30頃には起きています。(目覚ましは5:00なのですが、その前に大概目覚めていますね・・・)
でも、最近の4:30は明るくなりかけって感じで、7月の頃に比べれば、日ノ出が遅くなってきているようです。
でも、昼間の暑さは相変わらずですが・・・。
こんな日は、冷たーいビールでも!
と思う方がほとんどだと思います。
でも、ビールばかりでなく、
ワインも飲みたくなりませんか?それも、たまにはちょっとグレードの高いものを・・・。
でも、懐具合を考えると、いいワインって何本も開けて、飲み比べってちょっと難しいですよね・・・。
出来れば、赤ワインの王様、
ピノ・ノワールのワインの飲み比べをしてみたい。
そんな贅沢な願いも、人数が集まれば出来るものなのですよ!
最近、毎月お邪魔させていただいている、伊丹にある、拘りのワインと日本酒のお店、
“Weinhaus HINODE”さん。

ここで開催される、ワインの会のメンバーで“ピノの飲み比べ会”をしようということになり、お邪魔させていただきました。
その時の様子を少しだけ紹介させていただきます。
なぜ、少しだけかって?
詳しく書きたい気持ちはあるのですが、その味わいを表現する力が私には備わっていなくって(^^;)
せめて、その日にいただいたワインと、料理のご紹介だけでもさせていただきます。
この日は6名でお邪魔させていただきました。
この日の料理は、夏らしく、トマトを前面に出した料理達が。
もちろん、この日のワインは全てピノ・ノワール種ということもあってのチョイスだと思います。
まずは料理のご紹介。
1品目は白身のカルパッチョ。

夏らしく、トマトをふんだんに使った一品です。
トマトと合わさることによって、白身の旨味がより一層表に出てきて、ピノが持つ酸とも好相性です。
さっぱりした中にも、はっきりと旨味が存在する、嬉しい逸品です。
そして、2品目は

イタリア風春巻き。バジルとチーズの味わいとトマトが美味く調和しています。
また、これをワインと合わせてやると、チーズの深さ、バジルの爽やかさが寄り一層引き立ちますね。
そして、3品目は、ホクホクポテトと名付けられた、ジャガイモの料理。

一見、普通のフライドポテトか、ハッシュポテトのように見えますが、これがまた美味い!
ワインと一緒にいただくと、ジャガイモの甘みと、ワインの持つ酸、甘み、そして複雑な味わいと、見事に調和してくれるのです。
4品目は冷たしスープ、ガスパチョです。

この、ガスパチョってスープ、一番最初に飲んだときは、私にとって、戸惑いの味わいだったのです。以前私は、トマトは好きなくせに、トマトジュースが苦手だったのです。
なので、最初の頃は美味しいと思えなかったのですが、近頃ではこのスープの奥深さに魅了されつつあるといっても、過言でないほど、お気に入りの料理です。
このスープの複雑さと、ワインの複雑な味わいがまた良く合うんですよね。
そして、最後の料理はこれ。
シュニッツェルです。

このシュニッツェル、ドイツではとてもポピュラーな肉料理。薄くたたいた肉に、細かくしたパン粉をまぶし、少なめの油で揚げ焼きする、軽い口当たりのカツレツ。
これ、こちら日ノ出さんの名物料理の一つでもあります。
先日お伺いしたときは、マッシュルームのソースでいただきましたが、今回は、ピノ・ノワールのワインの集いってこともあり、赤ワインを使ったソースでいただきました。
コクのある赤ワインソースのシュニッツェル、あわせるピノはそれに見合った味わいのもの。
これがまた、美味いんですよ!
この、シュニッツェルだけでも美味いものが、ワインと合わせるとその美味しさはもう・・・。
では、この日にいただいたワインをご紹介。
一本目は、ドイツ、アスマンスハウゼンのワイン、シュベートブルグンダー種(ピノ・ノワール)。

アスマンスハウゼン【Assmannshausen】 ドイツ中西部、ヘッセン州、リューデスハイム近郊の町。黒ぶどうのシュベートブルグンダー種(ピノ・ノワール)を栽培し、ドイツワインには珍しい赤ワインの産地として知られる。
そして、ジュヴレ・シャンベルタンを2本。

Morey Saint Denis Clos des Ormes 2007 Lecheneaut
そして、オーストリアのワイン、weninnger。

Nuits-Saint-Georges 1er Cru les Chaignots

素晴らしいワインばかりで、何も語ることはありません。
これらのワイン、最初はブラインドで楽しみました。
そうすることによって、エチケットに惑わされることなく、純粋にワインの持つ味わいだけで、楽しむことが出来ます。
また、このブラインド、これは1人や2人では出来ないので、こういう機会は貴重ですよね。
ピノ・ノワール、この葡萄は本当に奥が深いです。
ピノ・ノワールだけのワイン会ということをあらかじめ知っていないと、ピノばかりが注がれていることに気づけなかったかもしれません。

最後の1本は、貴腐ワイン。

このワイン1本作るのに、どれほどの葡萄が必要なのか・・・。
考えると気が遠くなるそうです。
このほかではちょっと味わえないワイン会、今回は定例のものではなく、有志が集まって、という形で開かれました。
ますますワインの世界に嵌っていきそうですよ。
【Weinhaus HINODE(ワインハウス 日ノ出)】
住所:伊丹市南野6丁目2-23
MAP 電話:072-770-0668
営業時間:11:00~23:00(テイスティングルームは要予約)
定休日:月曜日
お店のHPは
コチラ※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。
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- 2011/08/08(月) 14:51:43|
- ワイン会
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人は見かけによらず。よくそう言いますよね。
でも、人間見た目の印象で判断してしまうのは事実。
第一印象でその人のイメージってほとんど決まってしまうと言っても過言ではないでしょう。
実際、見た目通りの人が9割じゃないかなぁ・・・。って思ってしまったりもします。
気の利いた人なら、相手に対して自分がどう写るか、また、今の服装、身だしなみでどのような印象を持たれるかを気にしますものね。
そもそも、ファッションって、どんな自分を表現したいかってことかもしれませんよね。
さて、お酒やワインに関しても、見た目の印象、ありますよね。
このラベル、何か高級感漂うとか、その逆の印象とか。
また、日本酒ならば、精米歩合や原料のお米。ワインならばどんな葡萄を使って醸造されたか、またはヴィンテージなどによって、あらかじめイメージを抱きます。
でも、お酒やワインって、抜栓してからの時間や、熟成された環境などにもよって、同じブランドのものでもその味わいがガラッと変わってしまうことがあるのです。
「あ、このお酒(ワイン)前に飲んだことがあるから、今日は違うのを飲んでみよう!」 これ、ごく普通の会話ですよね?
でも、前に飲んだことのあるお酒がタイミングによって、ガラッと味わいが変わることもある。そんな体験をしてみたくないですか?
先日、伊丹にあるワインと日本酒の専門店、
“ワインハウス日ノ出”さんのワイン会に参加させていただきました。

こちらのお店では、他のお店にはない、素晴らしいワインや日本酒が所狭しと並んでいます。

日本酒はほぼ全ての銘柄がオリジナル。
店主の桑山さん自ら蔵元に出向き、“こういうお酒を造って欲しい”と注文して、出来上がったお酒を扱っています。
また、ワインもドイツ、オーストリア、フランスをはじめ、店主:桑山さんが厳選されたもののみを扱っていらっしゃいます。
私のテイスティングとはこんな感じ・・・ 
そう書かれたポスターが貼ってあります。
ここに書いてあるような気持ちで現地にいって、ワインを仕入れてこられるのでしょうね。

さて、そんな日ノ出さんには
“テイスティングルーム”と呼ばれるスペースがあります。
そこでは、予約で料理と日ノ出さんで売っているワイン、日本酒を楽しんだりすることが出来ます。また、ワイン会や日本酒会も開催されているので、今回、ワイン会に参加させていただきました。
テーブルの上には、いつものようにワイングラスが置かれ、その日のメニューとワインリストが置いてありました。

さて、この日はどんなワインが出るのでしょうか・・・。
Wein Nr.1 Probieren ohne Name“一番のワイン、名前を見ずに試してみてください”ってドイツ語で書いてあります。
1番から8番まで全てのワインにこう書いてあります。
つまり、ブラインドでワインを飲むことですね。
だからといって、これは銘柄を当てるのが目的ではありません。
先に書いたように、あらかじめ銘柄や葡萄品種がわかってしまうと私達の印象は固定化されてしまいがちです。
その状態は、新たに感じることが出来る感動のきっかけを自ら閉ざしてしまっているのと同じでは・・・。
そういった考慮から、こちらでのワイン会や、日本酒会では銘柄を隠してお酒を味わいます。お酒やワインはラベルで味わうものではないですものね!
この日は開始時間より少し早く着いたので、冷たいビールをいただきました。

このビールは
“麦満タン!”という名前で、こちらのオリジナルプロデュースです。香り味わい共に最高ですね。
ビールを楽しんで、飲み終わる頃に開始時間となりましたので、ワイン会の始まりです。

最初のワイン、袋に包まれたワインボトル。
“1”と書いてありますね。
このような感じでワインの銘柄はそれぞれ飲み終わるまで明かされることはありません。
あくまでも、感じる味わいを
先入観がないまま、楽しむことが出来ます。ワインがグラスに注がれていくのを見ると、どうやら1つめはロゼワインのようですね。

それに合わせる料理は、白アスパラガスと海老のサラダです。

綺麗に盛られていますよね。見ているだけでもワクワクしてきます。
海老のサラダを一口いただき、ロゼワインと合わせてみます。

おぉ、このロゼワイン、私達が持っている印象のロゼとは全然違いますね。
ほどよい酸が心地良く、思った以上に力強いです。
これ、目を閉じてテイスティングすれば、ロゼであることに気がつく人は少ないのでは?
ワイン会の時はもう少し後でワインの紹介をしていただいたのですが、ブログではここで紹介してしまいます。
一本目のワインはこれです。

オーストリア、ツヴァイゲルトのロゼワイン、“Nigi”。
そして、2品目の料理はこれ。

ヒラメのムニエル、トマトと玉ねぎのスープ仕立て風です。
これに合わせるワインは2種類。

最初のワインはさわやかな印象。後口に残る酸が心地いいですね。
そして、次のワインもやはり白ワイン。
先ほどのものよりも、こちらの方が落ち着きがある。
同じヒラメのムニエルでも、料理が出てきたてのものよりも、後半冷めてからのものにこのワインは良く合いますよ!同じ料理で2種類のワインをいただくのですから、こういったワインのチョイスは嬉しいですね。
2番目、3番目のワインの紹介は後ほど・・・。次の料理はあさりのワイン蒸し。

あさりとワインが合わさると、なんでこんなに美味いんでしょうね!
噛めば噛むほど味わいが深くなる。そこに、ワインを合わせると・・・。
美味いですよね!

ワイン蒸しにワイン、合わないわけはないのですが、あさりの持ってるポテンシャルを引き出す味わいなのですよね。
そんな4番目のワインはこれ。

オーストリアのシャルドネです。
そして、次のワインが出てくるタイミング、当然あさりのワイン蒸しも冷めてきてはいるのですが・・・。

このワイン、この状態のあさりにめちゃくちゃ良く合います。
4番目のワインよりも熟成度が増しているのですが、この状態のあさりを味わうのには最高です。
このワインもシャルドネ。

オーストリア、ヴァッハウのものです。
同じ食材で、違うワインを味わうときはその食材を食べるタイミングをも考えてのサーヴ。
これは新しい発見です。飲食店を経営される方なんかがこのサーヴの仕方をされると、お客さん喜ぶでしょうね。
ここで、今まで飲んだワインの紹介がありました。
1番、4,5番は先ほど紹介したので、2番のワインをまずは紹介しましょう。
2番のワインはこれ。
2006 Chablis 1er Cru "Montee de Tonnerreいただいたとき、これもシャルドネ、しかもシャブリだとは全然気がつきませんでした。
だからこそ、純粋にこのワインの持つ味わいを感じることが出来たのでしょう!
そして、3番目のワインの発表です。

3番目のワインも何と、2番目と同じ、
“2006 Chablis 1er Cru "Montee de Tonnerre”ヴィンテージも2006と全く同じです。
並べてみても、全く同じ(当然ですが)
何が味わいを替えたのか・・・ 抜栓した時間が違うとのこと。
この日、これを体験できただけでも素晴らしい!
中々こう言う体験って出来ないですよね(絶対に自分1人では無理だし・・・)
ここまでのワイン、こんな感じです。

さて、4番目の料理は鶏肉のキノコづめグリルです。

これも、ブラインドでいただきましたが、ここでは紹介します。
ここからは赤ワインです。

最初のワインは2008 Bourgogne
"Pinot Fin" このピノ・ファンという品種、あまり聞かないですよね?
この葡萄に関する記事を少し抜粋して紹介します。
ブルゴーニュ地域と言えば、赤ワインはピノ・ノワール種になります。
現在、ピノ・ノワール種と一言で言っても、その品種は多くの分岐種が存在し
ています。このピノ・ファン種というのは、そのピノ・ノワール種の原種と
言われるブドウであり、あまり多くは栽培されていません。 ということで、結構貴重なワインですね。
もちろん、鶏肉との相性、バッチリです。
そして、次のワインはこれ。

最初のワインよりも力強い印象。
これもやはり、ピノ・ノワールですね。
やはり、料理の状態を考えられているのがよくわかります。
本当に新しい発見が盛りだくさんです。
最後は甘口のデザートワインを。

甘口とひと言で表現するには、無理がある。
ものすごく凝縮された深い味わい。このボトル1本のワインを作るのにどれだけの多くの葡萄が使われたのか・・・。
素晴らしい味わいでした。
これだけのワインと料理。
他では中々体験できないのでは・・・。
お伺いする度に新しい感動があります。
お店は少々不便な場所にありますが、それでも、十分にお伺いする価値ありです。
というか、他ではこんなワイン会あまりやってないのでは・・・。
また、次回もたのしみでしかたないですね(^^)
【Weinhaus HINODE(ワインハウス 日ノ出)】
住所:伊丹市南野6丁目2-23
MAP 電話:072-770-0668
営業時間:11:00~23:00(テイスティングルームは要予約)
定休日:月曜日
お店のHPは
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- 2011/06/29(水) 12:18:15|
- ワイン会
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みなさん、鴨はお好きですか?鴨料理って聞くと、どんなものを思い出しますか?
綺麗な深紅の鴨肉をこんがりと焼いて、赤ワインと合わせていただく。
たまりませんね!
あと、寒い季節には焼き色を付けた長ネギと一緒に鍋でいただく。
これもまた、最高です。
先日、鴨の中でも希少とされる
“河内鴨”をいただく機会がありました。
大阪平野区、長原にある
“だいきうどん 長原店”さんを貸し切って、
総勢40名ほど。この日は前菜から鍋料理に至るまでふんだんに鴨を取り入れた料理をいただきます。

この日は貸し切りだったので、お店の看板の照明は消えていますが、店内は河内鴨の香りと活気に溢れています。
手打 だいきうどん。 
こちらの饂飩屋さんは、今回お伺いした長原店の他にも、流町店、瓜破店と平野区内の3店舗構える饂飩屋さんです。
かといって、チェーン店のように均一されたサービスを売るお店ではなく、スタッフ全員の方がいきいきと働くお店って感じです。

店内にはこのような手書きのポスターがいろいろ貼られていて、これを見ただけでもみんなでお店作りをやっていらっしゃるのだなぁ・・・って思います。
さて、そんな感じで期待度満点の今回の宴。
「地の食材には“力”がある」と題され、
河内鴨、地場野菜、地粉(国産小麦)を使い、河内の自然とワインの各々の「風味」を醸し、“うどん”とのコラボで命のエネルギーに変えます。とのこと。
さて、この河内鴨、お造りでいただける鴨なのですよね。
これはいろいろ楽しい料理が出てくるのでは・・・。
まずは冷たいビールで乾杯!

ワインと鴨とうどんのコラボとはいうものの、一杯目のビールは美味いですね(^^)
そして、前菜、アミューズには、ピータン豆腐とトマト。

鴨、ピータン??
あ、ピータンはアヒルの卵、合鴨は鴨とアヒルをかけたものだそう。
なるほど、そういうことですね!
そして、このトマト。
このトマトを食べてみると・・・。

おぉ!中から鴨の詰め物が。
これがまためちゃくちゃ美味しいですよ!
そして、お待ちかねの河内鴨のお造り。

鮮度抜群の河内鴨は噛めば噛むほど味わい深くなってきますね。
これはワインをいただきたくなってきます。
この日にいただいたワインはこんな感じです。(ワインリストより)
・クレマン・ド・ブルゴーニュ エガラード ‘07
淡い金色。白い花と熟した葡萄の香りが混じり合って感じられる。
凝縮感と持続性のバランスは、正に完成されたクォリティーを示しています。
・ドメーヌ・ルイ・シェーズ サン・ジョゼフ ロ・レ(白) ‘09
非常にデリケートなアロマで蜂蜜のノートも感じられる。味わいはゆったりとした芳醇なアタック、フィナルでは美しいミネラル感がある。
・シャンソン・シャブリ・グラン・クリュ レ・クロ ‘07
シャブリ地区のグラン・クリュ レ・クロ独自の酸味切れの良さ、ボリューム感がある。
・ドメーヌ・ルイ・シェーズ サン・ジョセフ ロ・レ(赤) ‘07
フレッシュなアタックに続き、熟した果実のアロマがあり、よく溶け込んだ味わいがある。
・シャト・プリューレ・リシーヌ ‘99
格付け4級のグランクリュ。流石に力強いボディを持っており、複雑に香るアロマが素晴らしい。タンニンはやさしめか。なかなかのワインが揃っていますね。

なかでも、ボルドーの格付け4級が入っているとは驚きです。
そして、料理は続きます。
この酢豚のようなもの。

これは、鴨の黒酢炒め。そう、酢豚の鴨版ってところでしょうか?
これ、白髪葱を一緒にいただくと、めちゃくちゃ美味い!
今更ながら、“かも葱”の意味が少し理解できたような気がします(^^;)
ところで、今これを食しているのは、和食のお店でも、フレンチのお店でも、中華のお店でもないですよね?
はい、ここは饂飩屋さん。
と思っていたら、出てきましたよ!
プチ鴨なんうどん。

これは、冷たい出汁につめたいうどん。(いわゆる、ひやかけってやつですね)その上に鴨肉のたたきがのったものです。
この出汁がまたものすごく美味しいです。
この出汁の美味さは、流石大阪火のうどんやさん。
もちろん、麺のコシもしっかりと。まさに讃岐と浪花のええとこどり!って感じでしょうか?
そしてお寿司もいただきました。

河内鴨のお寿司と、お漬け物のお寿司です。
これはうれしいですね!
ちゃんと口の中のバランスも考えてくださっています。
コクのある鴨料理の間に、お寿司。しかも、お漬け物のお寿司ってうれしいですね。
まさに、地場野菜とのコラボも果たされています。
そして、いよいよ鴨鍋の登場です。

鴨はもも肉、胸肉と2種類を味わうことが出来ます。
もちろん、だいきうどんさん自慢の出汁を使った鍋ですよ。
そして、全粒粉を使ったうどん。

普通のうどんに比べて、少し色が濃いのがわかりますでしょうか・
このうどん、小麦の香りを楽しむことも出来ますね。
鴨のだし、うどんの出汁とあわせたうどんはやっぱり絶品でしたよ!

ここ、だいきうどんさん、普段の営業でも寄せ鍋、キムチ鍋、ちゃんこ鍋や、一番人気のオリジナル、1.5種類の具材が入った“だいき鍋”など絶品鍋料理を楽しむことが出来ます。
そして、何と鍋料理を小学生以上人数宇分注文されたお客様には、90分間お鍋のうどん玉食べ放題を実施中だそうです。(詳しくは
HPまで!)
この日は貸し切りだったので、一般のお客さんはいらっしゃいませんでしたが、何組かの家族連れが知らずに来店されていたようです。それを見ただけでも、人気店なのがよくわかりますね。
お近くの方はもちろんのこと、電車に乗って食べにいくのもいいのでは、谷町線長原駅上がってすぐのところですよ!
【だいきうどん 長原店】
住所:大阪市平野区長吉長原3-16-10
MAP 電話:06-6702-2230 (昼、土、日、祝は予約不可)
営業時間:11:00~15:00 17:00~22:30
定休日:無休
お店のHPは
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- 2011/05/31(火) 07:02:07|
- ワイン会
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先日、日本酒と料理のマリアージュの話をさせて頂きました。
素晴らしいお酒は、それ単体でも充分に美味しいです。
よく、酒のみの話をたとえるなら、升酒の角に塩をひとつまみ。
それだけで酒を飲みすすんでゆく。
そんな話聞いたことがありますよね。
あれは、せっかくの美味しい酒の味が邪魔されないように、塩だけで呑むって話だと思うのですが・・・。
でも、
お酒単体で飲むよりも、料理を合わせることによって、
そのお酒の持っている実力が、それまでの何倍にも膨らむとしたら・・・。それ、気になりませんか?
今回は日本酒じゃなくって、ワインの話です。
先日、素晴らしいワインを美味しい料理共に頂く機会がありました。
「何処のレストランで?」レストランじゃなくって、酒屋さんのテイスティングルームで。
いえ、酒屋さんと表現するのは、ある意味間違っているかもしれません。

普通の酒屋さんのような商品は無かったりもします。
でも、普通の酒屋さんにはないお酒がたくさんあります。
ヨーロッパ諸国で売り切れてしまって、なかなか日本に入ってこない本物のワイン。
本物の日本酒を造る蔵の日本酒をプロデュースして、作るオリジナルの日本酒。
香りと味わいが全然違う本物ビール。そんなワクワクするお酒が揃うお店、伊丹にある
“Weinhaus HINODE”さんのワイン会に参加させて頂きました。

テイスティングルームには、既にテーブルセッティングがなされてあります。

この日のメニューとワインリストはこんな感じです。

ワインが8種類と料理が4種類。
メニューを見ているとワクワクします。
さて、まずはメニューの一番上。
最初はドイツのスパークリングワイン、ゼクトをいただきます。
メニューには
、“TrinkVergnügen”とドイツ語で書いてありますね。
Trinkは飲む。Vergnügenは喜びを意味するとのことで、飲む喜び!
いい響きですね!
では、1本目のワイン、
ドイツ、ナーエ(Nahe)のゼクト。
2008 Riesling Sekt brut ,Oberhausen
Klassische Flaschengarung Handgerutteltスパークリングワインを楽しむとき、私もそうなのですが、フルートタイプのグラスで飲むことが多いじゃないですか?
でも、このような大きなグラスにいれて飲む方が、香りの立ち方や味わいの広がり感が全然違うのです。
ワインに限らず、日本酒でもそうなのですが、飲むグラスによって、その味わいや印象はがらっと変わってきますよね。
以前飲んだことがある銘柄でも、その飲み方によって、全く別物になってしまうものですから、面白くってやめられません!
これが
、“TrinkVergnügen”、飲む喜びってやつでしょうか!
そして、最初の料理。
鰹のたたき、新タマネギ+日ノ出特製ドレッシング仕立て。

ワインに鰹のたたき。
となればみなさん、どのようなワインを合わせてくると思いますか?
「こういう場合、スパークリングワインか、白ワインでしょ?」ところが出てきたワインはこれです。
2009er Spätburgunder trockenそう、赤ワイン。
へ!って感じでしょ?
このワインは、
ドイツのAhr(アール)のもの。Ahrは旧西ドイツ時代の首都、ボンの南に位置している街で、ワインの産地として大変人気のあるところだそうです。

そして、このワインの葡萄は、
シュペートブルグンダー“Spätburgunder”シュペートブルグンダーは世界中の比較的寒冷な地域で栽培されている品種。
フランスのブルゴーニュではロマネ・コンティ等の高価なワインの原料になったり、シャンパン・発泡酒(スパークリングワイン)の主原料としても使用されます。フランスではピノ・ノワール(Pinot Noir)、イタリアではピノ・ネロ(Pinot Nero)と呼ばれていて、日本でも栽培されています。
そう、みなさんもよくご存じのピノですね。
でも、ブルゴーニュのピノとは明らかに味わいが違って面白かったですよ。

ワインって最初にグラスに入れたときと、後半では味わいや香りの広がりが変わるじゃないですか?
このワインの後半にでてくる、開いた味わいの中の少しの苦みが鰹のたたきの酸味と出会ったときの美味しさといったらもう・・・。
素晴らしかったですよ!
そして、次の料理はすずきのムニエル。

パリッと焼き上げられた皮の食感が心地良く、オリーブオイルの中のバルサミコ酢のアクセントが素晴らしい。
そして、これに合わせるのは白ワインが2種類。
ドイツのPfalz(ファルツ)のワイン。
2007 Deidesheimer Grainhubel Riesling “Grosses Gewächs”と、
ドイツのSaar(ザール)のワイン。
2003er Scharzhofberger “Pergentsknopp” Rieslingリースリングという葡萄の品種。
軽い甘口の白ワインを思い浮かべる方が多いと思います。
最初に口当たりは甘く感じるのですが、決して甘口のワインじゃないですね。
いうなれば、もっと複雑・・・というところでしょうか?
また、ワイン単体、そして、ムニエルを合わせたときのワインの味わいの変化がものすごく楽しかったですよ。
そして、次は垂直テイスティング。
(同じ銘柄のワインの生産年度が違うものを飲み比べようというもの。)ワインは、オーストリアのWachau(ヴァッハウ)のもの。
Grüner Veltliner Smaragd, Loibner Ried Loibwnnerg2008及び、
2006。
二年の違いがワインの違いにどう出るか、ちゃんとわかるのだろうか?
そんな不安はワインをいただいたら、すぐになくなりました。
ただの年月の差だけではないのでしょうね。
その葡萄の出来具合により、味わいが変わるのですね。
だから、2008ヴィンテージのワインをあと2年熟成させると、今のんだ2006年と同じような味わいになるのか?
その答えはおそらく、
NO。
2年後、いや、もっと先には素晴らしいワインに変身しているかもしれませんね。
そして、これらのワインにはパスタを合わせます。

マッシュルームとシュリンプのクリームソースのパスタです。
クリームソースの濃厚さと、リースリングが美味く調和して、変化していくのを楽しむことが出来ました。
そして、肉料理。
豚ヒレ肉のローストです。

ソースは赤ワインを使ったソースでしょうか。
これには、このワインを合わせていただきます。
南アフリカのシラー。
Stellenbosch 2006 Syrah味わいはシラーの濃厚な味わい。
口に含むと、深い味わいと心地良いタンニンが広がっていきます。
これを、豚ヒレ肉のローストと合わせてみましょう。

ソースをたっぷり絡めて、味わい、口の中でワインと合わせてみます。
「・・・!」豚ヒレ肉の味わいに赤ワインベースのソースのさっぱりした酸味が良く合っています。
そこに、このワインのタンニンが合わさることによって、それは高貴な味わいに変化していくのです。
これは面白い!
最後にデザートとして。
ドイツ、Nahe(ナーエ)のワイン。
2008 Oberhauser Brucke Riesling Spätleseいい感じの甘さです。
本当に、粋なデザートですね。
午後5:30から、10:00前までの約4時間半、ゆったりゆっくりと充実した時間を堪能させていただきました。
本当に素晴らしい時間でした。
でも、ここはレストランではなく、日ノ出さんのテイスティングルーム。
想像を2つも3つも超えた喜びを味わうことが出来ました。
【Weinhaus HINODE(ワインハウス 日ノ出)】
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- 2011/04/26(火) 20:22:04|
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さて、高台寺駐車場を後にした
スタノアワイン会一同はこの日のワイン会の会場である
京都丸太町西洞院にある欧風カレーのお店、
“近江屋清右衛門”さんに向かいます。
ここ、普段は欧風カレーのお店で、カレーを注文すると土鍋に入ってぐつぐつ煮えているカレーがライスと別に出てきて、熱々を楽しむことが出来ます。
過去の記事で、ここのお店のシェフ、フランス料理の出身で、夜の営業ではワインに合う一品も出しているとのこと。そこで、今回のワイン会のお話をしてみたところ、快諾していただき今回腕をふるっていただくことになりました。

そして、このお店のもう一つの特徴は、京漬物の老舗、
“総本家 近清”さんとのコラボレーションで生まれたお店なのです。
ということで、今回のワイン会はワインとフレンチ。これだけでは全然普通なので、ここにワインとは通常合わないとされている、
お漬け物とカレーをあわせてマリアージュさせてみようというちょっと特別なワイン会なのです。
この日は土曜日ということもあって、午後4時からのスタートです。
今回のワインは、
泡:クレマン・ド・ブルゴーニュブラン・ド・ノ ワールNV白1:ペルナンベルジュレス・ブラン07(ブルゴーニュ、しっかり白)
白2:シャトー・レイノン06(ボルドーブラン、ハー ブのニュアンスが有り、個性的な軽快白ワイン) 赤1:シャトー・ポタンサック04(ボルドールー ジュ、程よく熟成し柔らかい)
赤2:タパナッパ・ピノノワール07(オーストラリア、溌剌としたフレッシュ感有り)です。
(すいません、ずっとワインをサーブしていたので画像撮るのを忘れていました)まずは、近清のお漬物盛り合わせ。

そして、和洋折衷、柴漬けポテトサンド。

生ハムのカナッペ。これはワイン会の定番ですね。

そして、本日のテリーヌ2種。

カマンベールチーズとお漬物を合わせたもの。

本日の鮮魚、きゅうりの醤油漬け、カルパッチョ仕立て。

ゴルゴンゾーラのカナッペ。

そして、これは面白い!カレー棒と名付けられたこれはドライカレーが豚肉で巻いてあり、カレーソースが掛けてあります。

これ、ヒットじゃないでしょうか?美味しいです!
定番メニューになれば人気商品になるのでは?
レバーペースト。これも人気がありました。

そして、本日のメインのひとつ。
鶏肉のグリル、白味噌ソースがけです。
鶏肉のパテに奈良漬けを入れ、それを鶏肉で巻いて焼き上げてあります。これに白味噌で作ったソースを掛けていただくのですが、これ、坂本龍馬が好物とされたものを使っている料理なのです。

坂本龍馬、鶏肉が好物だったようで、
京都に来てからは鶏肉を食べる機会が多かったのだとか・・・
そして、龍馬は甘いものが好きで、
京都の白味噌をえらく気に入っていたのだとか・・・
シューブルとほうれん草のキッシュ。

本日の鮮魚アクアパッツォ風。

そして、これは先程のアクアパッツォの出汁をつかってリゾットにしていただきました。

これ、カウンター付近にいた一部の人にしか当たっていません!
めちゃくちゃ美味しかったです。ごめんなさい。
そして、牛バラ肉のパイ包み。

子羊のバスク風。

そして、最後にこのお店の定番カレーをいただきました。
これはこの日の特別、まかないカレーです。

ここのカレー、欧風カレーというだけあって、スパイスが前面に出てくるタイプではなく、旨みが前面に出てくるタイプで、あれだけ食べた後でも、パクパク食べてしまいます。
最初、ワインとフレンチとカレーとお漬物。
このイレギュラーな組み合わせがどうなるのか?との声もありましたが、流石は宮崎シェフ、120%楽しませていただきました。
こちら、近江屋清右衛門さん、お昼のカレーはもちろんのこと、夜もいろいろと楽しむことが出来るみたいですよ!
これらワイン会の料理はメニューには載っていませんので、興味ある方はお店に行って宮崎シェフに相談してみては・・・
ひょっとすると、もっと素敵な一品が飛び出してくるかも?
【欧風カレー 近江屋清右衛門】
住所:
京都市中京区丸太町西洞院西入横鍛冶町113番地1
MAP電話:075-254-0038
営業時間:11:00~21:00
定休日:無休
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。
- 2010/09/26(日) 16:06:55|
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